現在の日本には―21世紀に入って小泉構造改革の頃から―新自由主義という一匹の妖怪が徘徊している――
この妖怪は国民を先導するのが得意で、新聞、テレビを拡声器として利用している。
その宣伝の嵐を浴びた国民は頭が真っ白になり、知らぬ間に「そうだったのか」と思うように仕向けられてしまう・・・
●2019年1月6日(日) 13:30~エルおおさか708号室(京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より西へ300m )
目からウロコ!パートⅡ
リーマンショックから10年
「新自由主義の正体―貧困と戦争を招く」
講師:菊池英博さん
新自由主義こそが私たちの生活を破壊する元凶であるという思いは、多くの皆さんが共有していると思います。しかしそんな私たち自身も、気が付かない間に、この妖怪が仕掛ける数々の思い込みの罠に落ちているのではないでしょうか。
そもそも新自由主義とは、だれの、何のための主張なのか。
戦争を招くのではないか。
新自由主義を否定し、戦争から日本を救うために政権交代を願うわたしたちは、どんな政治理念と経済政策を打ち出せばいいのか?
満身創痍の日本を救う方策はあるのか?
確かな経済政策のビジョンを私たちの手に! その一歩を踏み出すために、菊池先生の示唆に富んだお話を伺いましょう。
日本の将来に危機を感じているみなさん、ぜひお集まりください。
◇菊池英博さん
政治経済学者、日本金融財政研究所所長。1936年生まれ、東京都出身。東大卒業後、東京銀行入行。国際投融資の企画と推進、銀行経営に従事。ニューヨーク支店外国為替課、ミラノ支店長、豪州東京銀行取締役頭取などを歴任。95年より文京女子大学(現文京学院大学)・同大学院教授を12年間務め、2007年より現職。2011年金融庁参与を歴任。
著書に「増税が日本を破壊する」「そして、日本の富は略奪される」(ともにダイヤモンド社)「新自由主義の自滅」(文春新書 2015)「使ってはいけない集団的自衛権―トランプが招く極東アジアの地殻変動」(角川新書 2018)など。
2月のロックアクション